大西印刷BLOG

2024年05月20日 大西印刷ブログ

単式伝票・連続伝票(伝票印刷)

こんにちは!今回は伝票印刷についてご紹介します。

伝票はビジネスの中で欠かせない書類であり、その種類や印刷方法、紙の選び方など、基本的な知識を身につけることで使用する幅が広がります。

ペーパーレス化が進む中で伝票の役割や価値も変化していますが、それでもなお重要性を持つものと言えます。

伝票とは?
伝票は大きく分けて2種類あります。
・「単票」同一の様式で印刷され、1枚ずつが単独で構成されています。
・「複写」記入した内容をそのまま複写できる伝票を指します。文字を記入すると下の用紙に転記される仕組みで、同じ内容の伝票を複数枚作成できます。

 

複写にはカーボン紙を挟んで用いるものや、カーボンインキを塗布したもの、さらには特殊な加工をしたノーカーボン紙を使用したものなどがあります。

 

仕事の対価として金銭を貰った証として発行される領収証、飲食店でお会計する際の勘定伝票が一般的ですが、古くから伝票業界に携わる弊社としては、「商品を仕入れた時にお金の支払いをしない時は納品書をお客様に渡し、後日、複写されたもう一枚が請求書となる」
これこそが伝票のイメージのように思えます。

伝票印刷の種類
伝票印刷にはさまざまな種類があります。納品書や請求書、検針伝票、計量票などが一般的ですが、用途に応じて手書き伝票やプリンター用伝票(連続、単票)、さらに単式伝票と複写伝票に分かれます。近年ではペーパーレスが進む中で伝票の需要は緩やかに減少していますが、供給側も減少しており、比較的価格も安定しています。

 

伝票印刷の紙について
伝票印刷に使用される紙にも様々な種類があります。上質紙、NIP上質紙、色上質紙、ノーカーボン紙、サーマル紙などがありますので、用途や要件に合わせて選択することができます。

□上質紙
上質紙は、一般的な紙の中で高品質であり、主な特徴は滑らかで白く、印刷に適していることです。ノート、プリント、書類、名刺など、文字中心の印刷物や何度もページをめくる機会の多い印刷物に適しています。また、厚手の上質紙はハガキやスタンプカードのような用途でも使用されます。

□NIP上質紙
NIP上質紙は、上質紙に比べて熱に強い性質を持つため、プリンターの重送が軽減され、印刷インクの吸収が均一で、美しい仕上がりを実現します。

□色上質紙
色上質紙は、通常の上質紙とは異なり、色付きの紙です。様々な色があり、特に名刺や招待状などで用いられます。色上質紙は印刷物にアクセントや他の印刷物との差別化を加えるのに適しています。

□ノーカーボン紙
ノーカーボン紙は、複写で使用される専用紙で、上用紙、中用紙、下用紙の3種類があります。複写の発色にはブルー発色とブラック発色があります。

□サーマル紙
サーマル紙は、熱を利用して印刷する特殊な紙です。熱だけで印字できるため、プリンターも小さく、レシートや銀行ATMの利用明細書、宅配ラベルなどに使用されます。

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